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第22回 五島で輝いている人

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吉村酒店 Bar style店主

吉村 大亮さん

五島が大好きな店主が経営する和気あいあいと楽しめる空間。新上五島町中心街のひとつ、青方地区に、若者が集う夜の遊び場「Bar style」があります。

上五島で、働きたい

新上五島町青方地区出身の吉村さん。子どもの頃からご家族が経営されている酒屋さんの手伝いをしながら、なんとなく「自分でもお店をやってみたい」という気持ちがいつもあったそうです。

「高校卒業の時期に、両親から『一度は外(島外)に出なさい』と言われました。五島が好きだったこともあり地元での就職の意思がありましたが、それに従い福岡の専門学校に通いました。そこでは経理の勉強等をしながら、履歴書の欄に書ききれないくらいのビジネス関係の資格をたくさんとりましたね。先生からはそのまま福岡に残って就職も勧められましたが、就職は地元である上五島でしたい、という気持ちが強くあり、19歳のときに上五島に戻り、就職しました。」

上五島に「遊び場」を

専門学校を卒業し、上五島へ戻ってきた吉村さん。当初は郵便局などで仕事をしていましたが、ある転機と自らの想いが重なり、自分のお店をオープンすることとなりました。

「もともとお酒を飲むのが好きで、飲み歩くことがすごく好きなほうなんです。実は自分がお客さんとして、styleに通っていて。今は青方で自分が経営していますけど、元々は別の場所にこのstyleはあったんですよ。ある日オーナーさんから『お店やらない?』と声をかけていただいて、昔からそんな風に考えていたこともあって、やりますと返事をしました。開店に向けて準備をしていたんですけど、親にはお店をやることは黙っていました。でもある時、親の耳にも入ってしまって、『反対されると思って言わなかったのか』と。その通りだったんですけど、自分の意思は固く許しをもらって、晴れて自分の地元・青方という場所にオープンすることになりました。今のお店の場所は、昔は自分の父親世代の方たちがたくさん集まるお店でもありました。そのこともあって、この青方で若者が集まることができる場所をまた作りたいという想いも強かったですね。何よりもこの辺りは居酒屋はありますけど、2軒目として遊びに行けるお店が昔と比べると少ないんですよね。それなら自分で作ろう、と。遊び場を提供したい!という気持ちが強くありましたね。」

2月で丸3年!

2020年2月で、オープンから3年を迎える「Bar style」。ご自分のこだわりと、様々なお客さんとの関わりやエピソードをお聞きしました。

「上五島だと特に、2軒目のお店がスナックで~なんてなることが多いんですけど、そういう場所って人によっては意外と気を使うし、好きに飲めないなんてこともあると思うんですよね。ここでは自分の好きなように、そして時間も気にせずにお客さんに飲んで欲しい。そんなこだわりもあって、店内には時計を置いていません。閉店時間を1時にはしていますけど、お客さんがいる限りは、開けちゃうかもしれませんね。とにかく、気を使わず、安く、楽しく飲んでほしいんです!そんな想いが叶っているからか分からないんですけど、自分の家か!っていうくらいくつろいでくれるお客さんもいますね。(笑)」

「小さい頃から野球をやっていて、今は中学生の指導に携わっています。指導を始めて8年になるんですけど、気付けば教え子がもう、お酒を飲める歳になっているんですよね。その子たちはもう島を出ていることが多いんですけど、帰省の際に顔を見せに来てくれるんですよ。自分は野球を教えていただけだったのに、こんな風に今でも関わることができてうれしいですね。野球の他にもソフトボール、バレーボール、今盛り上がっているラグビーは10年やっています。ナイターバレーでは常連さんでチームを作って出場していますし、対戦相手チームにも常連さんがいることも珍しくないですね。」

これからのstyle

「お客さんの層としては自分よりも年下の年代が多いんですけど、今後も若者の遊び場として、若い子たちにどんどん集まって欲しいですね。あとこれからは、島外から来た人と島の人が交流する場にもなって欲しいです。そのためにも自分が色々な場所へ顔を出して、繋がりを広げる努力をしないといけないと思っています。近くにホテルができたこともあるし、観光客の方にも食事の後に寄っていただいて、上五島の夜をぜひ楽しいものにしてもらいたいですね。」

とにかくお客さんに楽しんでもらうことを一番に考え、お店を経営している吉村さん。お酒の種類も豊富で、リクエストがあればできる限りで作ってくれるそうです。

カラオケはもちろん、ダーツやビリヤードもあるので、来店された際にはお酒を飲みながらご自分のスタイルで楽しんでみてはいかがでしょうか?

fullyGOTO2020春号掲載

【取材・執筆・掲載】fully編集部

わくわく乗船券・新上五島町・新上五島町初!海上釣り堀体験

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釣りの聖地としても名高い五島列島ですが、初心者や道具を持っていない観光客のみなさんでも楽しめる、「海上釣り堀」が新上五島町奈摩郷にオープンしたということで取材に行ってきました!

釣り堀といえばどうしても、釣りができない場所に造られたものというイメージがありますが、新上五島町の釣り堀は本当に海の上にあり、むしろここ以外でも釣れるんじゃないかというロケーション。しかしこの釣り堀の中にいる魚種が驚き!クエ、アオハタ、アカハタ、アコウ、メジナ、ヒラス、マダイetc…。釣り好きではなくとも知っているような高級魚が目白押しなんです。

となれば、ぜひとも釣ってみたいですよね。ということで、初めて釣り竿を握る子もいる中、レッツトライ!釣りに初めて触れる子どもたちからすれば、「本当に釣れるのかなぁ・・・?」と不安な気持ちがあったでしょう。・・・ところがどうでしょう、次々に子どもたちの持つ釣り竿がしなっていきます!ドキドキしながらリールで巻き上げると、「うわぁ、デカイ!」と大物ゲット!初めて釣り上げるイキのいい高級魚にご満悦です。当然かもしれませんが、釣り堀って本当に釣れるんですね。五島だから?(笑)と思いつつもこちらの釣り堀での大漁をすぐに実感することができましたよ!

さて当然、釣ったら食べたくなりますよね。気になる魚のお持ち帰りは……?「お土産にお魚1匹!」OKとのことです!釣り上げた魚は基本的にはリリースとなりますが、購入することも可能だそう。またお土産用のお魚は釣り上げた時点で申告すれば、そのお魚をプレゼントしてくれます!先ほどのラインナップを見ただけでも迷うところですが、ぜひお目当ての魚を釣り上げられるまでチャレンジしていただきたいと思います!

釣りといえば準備が大変なイメージもありますが、こちらの釣り堀は観光客の皆さんにはうれしい、手ぶらで来ていただいてOK!釣り竿や仕掛けも料金のうちに含まれますので、ご安心ください。また野外施設となりますので、予定を立てて、特に天気予報のチェックを事前にしておくことをオススメします。

ご予約は、平日の2営業日前までとなっていますのでお忘れなくお願いします。

ちなみにこの釣り堀のある新上五島町奈摩郷は、果てしなく広がる「奈摩湾」を一望でき、山の緑と海の青のコントラストを楽しむのにうってつけの場所でもあります。上五島でも有数の観光スポット「矢堅目」も遠目に見えますし、釣りの前後には少し足を伸ばして真近で観光に行くのもいいと思いますよ♪ぜひ、釣りの聖地で大漁体験を!

■場所:長崎県南松浦郡新上五島町奈摩郷162-78 漁民センター前 ■料金:(1人1時間あたり)大人2500円 小人(小学生以下) 2000円 保険料 400円 ■時間:9:00~16:00 ■人数:1回に最大12人まで、最小催行人数:午前中で2人以上もしくは午後で2人以上の場合 ■予約:新上五島町観光物産協会 TEL:0959-42-0964(平日の2営業日前の17時まで)

■その他:詳しい情報はこちら http://jf-kamigotou.or.jp/publics/index/40/

fullyGOTO2020春号掲載

【取材・執筆・掲載】fully編集部

長崎しま旅わくわく乗船券

わくわく乗船券・新上五島町・お食事&うどん工場見学!

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五島うどんといえば、ココ!ますだ製麺さんで、うどん工場の見学&体験をしてきました!

今や五島内では多くの家庭でも食べられており、観光客の方へも知られてきている五島うどんですが、みなさんは五島うどんの製造工程をどれくらいご存知でしょうか?

工場へお邪魔して最初に目に入ったのは、作業員さんはもちろん、製麺の機械も忙しそうにフル稼動している光景でした。私が訪れた日は生うどんの製造日だったのですが、製造工程の始まりであるミキシング(うどんのねりあげ)を行なった時刻が午前3時15分だというから驚きです。

もちろんその時間に工場へ来ることは難しいかと思いますが、見学に来る予定を立てるなら午前中(9時頃)がオススメ。早朝から作業を始めることがほとんどのため、より多くの工程を見学することができます。手作業だけでなく道具や機械を駆使し、手慣れた様子で製造を進める作業員さんたちを見学しながら、製造のポイントやこだわりを工場長さんが説明してくださいました。

うどんといっても色々な種類がありますが、五島うどんならではの作業として、椿油を麺に塗る、という作業がありました。椿油も五島の特産品。美容にも健康にも良いとされていますが、五島うどんでは風味付けや麺同士が付着しないように椿油を塗り、製造しているそうです。

今回は製造の体験とし、麺棒にかけたうどんを伸ばす作業(こびき)をさせていただきました。二人で棒の端を持って、グイッと麺を伸ばしてみたのですが、麺のコシがすごい!茹でてからも伸びにくいのが特徴である五島うどんならではのコシ。普通だったら食べることでしか感じられないところでしょうが、それを自らの手で実感することができました。一度体験をしてから五島うどんを味わうのもまた違った感動があると思いますので、ぜひチャレンジをしてみてください!他にも麺の乾燥、切断、選別、袋詰めといった作業を見学させていただき、本当に「こうやって五島うどんが出来上がっていくんだな」という理解が深まりました。気になったことや質問に対しては工場長さんが全て丁寧に説明してくれますので、短い時間で五島うどんの知識をぎゅっと頭に入れることができましたし、何よりも五島うどんへの情熱がすごく伝わってきました。ますだ製麺で製造された五島うどん、美味しいに決まってます!さて、工場を見学した後は、直営店の「竹酔亭」でお食事ができます。メニューは五島うどん定番の地獄炊き!お味はもちろん・・・(笑)。

みなさんの舌でお確かめいただければと思います。

■場所:株式会社ますだ製麺新上五島町七目郷449番地1 ■料金:工場見学+お食事2,000円 工場見学とお土産1,500円

■時間:工場見学30分程度とお食事時間 ■予約:3日前まで ■受付人数:1人~10名程度

■連絡先:株式会社ますだ製麺(9:00~17:00)℡0959-42-0821

体験取材ライター:後濱 啓太

fullyGOTO2020春号掲載

【取材・執筆・掲載】fully編集部

長崎しま旅わくわく乗船券

五島ではたらく若者応援 fullyGOTO2020春号 表紙の顔

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fullyGOTO 2020年 春号

表紙の顔 長尾 愛里さん

今回春号の表紙を飾ってくれたのは、長尾愛里(あいり)さん 28歳。

長崎で生まれ育ち、大学卒業後も地元で保育士をしていました。ダンスと出会ったのは5歳の時。それ以降ずっと彼女の側にはいつもダンスがあったと言います。ダンスを通じ現在のご主人と出会い、一昨年の10月に結婚。その後五島に移住し、現在はご主人が立ち上げたダンススクール「Raum Jack(ラウムジャック)」(zeroから名称変更)でガールズヒップホップを教えています。趣味は「ダンスと旅行」と言うほどのダンス好き。

小柄でキュートな愛里さんにお話をお聞きしました。

  • ダンスが背中を押してくれた

「母や祖母が日本舞踊や民踊、バレエをやっていたので、音楽や踊りというものは小さい頃から身近にありました。5歳の時、姉に付いて一緒にジャズダンスを始めたんです。」ここから愛里さんのダンス人生がスタートします。10年間ジャズダンスを習った後、高校から本格的にヒップホップやR&Bに転向。

「全てのダンスの基本と呼ばれるジャズダンスを小さい頃からやっていたので、すんなりと入っていけました。」その頃エグザイルなどヒップホップダンスを踊るアーティストの人気が出始めていましたが、『ヒップホップダンス=チャラチャラしている』というイメージから、『やること』に対してはあまり寛容でなく、自由にできる環境ではなかったと言います。「まだダンス部なんてなかったですし、同好会に入り、車の窓ガラスを鏡代わりに練習していました。高校が進学校だったため勉強も大変で、模試と発表会が同日だった時は流石に先生からダンスをやめろと言われたこともありました。」ダンスへの理解がまだまだ低く、肩身が狭かった高校時代。それでも決してやめる選択をしなかった愛里さん。学校以外でも、2ヶ所のダンススクールに通い、ひたすらダンスへの情熱を燃やしていきました。その一方で、同級生たちからは一目置かれ、学校の体育祭などではダンスの振り付けを任されたりすることも。

「実は人見知りで初対面だと緊張してしまう性格なんですが、ダンスを続けていたことで、人前に立ったり、人をまとめる役目を担う機会も多く、そういう事も自然とできるようになっていました。」

  • ダンスを教えるということ

「保育士をしていた頃、振り付けを考え子供達と一緒に踊っていましたがダンスを教えるのも好きでした。」そう話す愛里さん。

結婚が決まり、五島への移住するまでの半年間は、指導者側の視点でダンスを習ったといいます。「5クラスのレッスンを受けアイソレーション(基本的な動きの練習)の指導法や、実力レベルに合わせた振りの構成の仕方などを学びました。」現在、毎週日曜日にダンススクールで子供達に教えていますが、隔週土曜日には公民館講座で大人の方にも教えています。

「公民館講座は50代〜60代の方もいるんですが、世間話をしたりゆったりとした雰囲気の中、楽しく練習しています。3月の発表会に向け、皆さん毎回まじめに復習してきてくれるので嬉しいです。」「ダンススクールの子供達も、年間を通しイベントで踊ったり、年に1度は長崎で行われる大きな発表会にも出ているので、常に目標を持って練習に励んでくれています。」

基本ご主人は男の子のクラス、愛里さんは女の子のクラスを担当。女らしい動きを取り入れたガールズヒップホップを教えていますが、愛里さんの踊る姿は力強さの中に妖艶な雰囲気が漂い、ロングヘアの俊敏な動きがそれを一層引き立たせます。

指導者が憧れの存在であるからこそ、生徒達のモチベーションに繋がるのかも知れません。

  • 今、思うこと

「私の頃とは違い、今はダンスが学校でも必須科目になりダンスへの見方や環境が変わってきています。でも、学校の授業でその楽しさに気付いても、それ以外の場所で続けられる環境がなければせっかく芽生えた感情は流されてしまい才能も伸ばせません。スポーツは苦手でもダンスは好きという子もたくさんいます。

卒業して島外に出ればいくらでもダンスができる環境は整っていますが、『今』感じた『楽しい』を見過ごさなくていい環境がもっと身近にあったら・・その手助けができたらいいなと思っています。」「今教えている子供達の殆どは高校を卒業したら島外に出てしまうと思いますが、大人になってもダンスを続けてくれたら嬉しいですね。そしていつか五島に戻ってきて、教える立場になってくれたらもっと嬉しいです。」と笑顔で話します。

  • 親切な人たちと綺麗すぎる海が大好き

五島の魅力はなんですか?との問いに真っ先に答えてくれたのは『人柄』

「五島の方は社交的で、親切で、いつも気さくに話掛けてくれます。

ダンススクールの保護者の方々も本当に協力的で、いつも何かと助けられています。」「また音楽好きな方が多いのにも驚きました。」音楽関係のイベントにご主人と共に参加することも多く、音楽やダンスを通じコミュニティが広がっているとのこと。

「異業種間の繋がりがあり、みんなで一体となって五島を盛り上げようという意識の高さも感じますね。」昨年、ダンス界で著名な菅原小春さんが来島した際も、アシスタントとしてイベントに携わったという愛里さん。

「本当に夢のような時間でした。こんな貴重な経験ができたのも五島に移住したからですし、色んな方が連帯感を持って協力し合い、楽しんでいる姿に感動しました。」音楽は人と人とを心で繋ぎ、元気にする力があることをつくづく感じると言います。「そして何と言っても海が綺麗!

長崎は五島と近いですが、やはり五島の海は長崎と全然違いますね。特に高浜の魚藍観音像からの眺めは最高で、一番好きです。」

「まさか五島に住むことになるなんて思ってなかったんですが、亡くなった祖母が五島生まれだったことを、主人と知り合った後に知ったんです。きっと五島に縁があったんですね・・」

ご主人と共に五島のダンス好きな子供達の希望の光となった彼女。お話を聞いて、五島の宝だなぁとしみじみ感じました。

 

fullyGOTO2020春号掲載

【取材・執筆・掲載】fully編集部

わくわく乗船券・五島市・椿オイルヘッドスパ体験

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近年、美容や健康に良いと関心が高まっている椿オイル。わくわく乗船券を使えば、この椿オイルを使った極上ヘッドスパをお得に体験出来ますよ。

癒しを求めてやって来たのは、福江市街地から車で約10分、三井楽方面へと向かう国道沿いに建つ「五島シティモール」内のヘッドスパ専門店「椿のこころ」。こちらのサロンでは、五島産椿オイルに美容成分をブレンドしたオリジナルオイルによるヘッドスパが体験出来ます。

椿オイルは抗酸化作用が高く、頭皮の血流をスムーズすることによって、頭皮や髪のトリートメントだけでなく、リラックス効果やアンチエイジングにも効果があるのだそう。またこちらのお店のスパマッサージは、身体表面の疲れだけでなく「脳疲労」をほぐしてとるので、安眠効果も抜群。

セラピストの方に椿オイルとヘッドスパの説明を受け、店内奥の施術スペースへ。

施術前にまずは整髪料などを流してもらいます。メイクはそのままでも大丈夫ですが、顔にタオルをかけて眼精疲労を取るマッサージをするので、気になる方はメイク道具持参で来るのがベター。

スパオイルをたっぷり髪と頭皮に馴染ませたら、いよいよヘッドスパ開始。絶妙な力加減で頭やその周辺をほぐしてもらいます。ほぐされた頭皮がポカポカしてきて、思わず睡魔が…。あまりの気持ち良さに寝てしまう方が続出なのだそう。

最後にもう一度シャンプーで余分なオイルと汚れを流し、ドライヤーで乾かしもらって、ヘッドスパ体験は終了。終了直後は目がとってもスッキリしていました!最高の癒し体験、皆様も是非体験してみてください!飛び込みでの体験も可能ですよ。

■場所:椿のこころ(五島市吉久木町731 五島シティモール内1階/福江港から車で約15分、五島つばき空港から車で約10分)

■料金:椿オイルヘッドスパ 25分/3,500円~ ■営業時間:10:00~19:00 ■定休日:毎週月曜日

■体験可能人数:1名~(3名まで同時施術可能)お電話にてお問い合わせください ■連絡先:℡0959-72-3507

体験取材ライター:若菜 愛香

fullyGOTO2020春号掲載

【取材・執筆・掲載】fully編集部

長崎しま旅わくわく乗船券

 

わくわく乗船券・五島市・かんころ餅作り体験

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五島列島で昔から、素朴な芋の風味と優しい甘さで愛されているかんころ餅。これを手作りして楽しむ事が出来ます!かんころ餅作りが体験出来るのは、福江島で永くかんころ餅の製造販売を行なっている「真鳥餅店」。

体験では、薄くスライスしたサツマイモを茹で干しして作る「カンコロ」と、餅と砂糖を使ったプレーンタイプの作り方を教わります。まずは、事前に蒸して頂いたカンコロと餅を滑らかになるまでしっかり機械で混ぜます。蒸し立てのカンコロからは素朴な甘い匂いが…。

餅が混ざるのを間近で見ながら、オススメの美味しい食べ方も教わりました。スライスしたかんころ餅に衣をつけて、天ぷらにすると美味しいのだとか!

あとはシンプルに、軽く焼き目をつけた餅にバターをつけて食べるのも、甘じょっぱさがたまりません。

滑らかになった餅に砂糖を加えて味を整えたら、次はかんころ餅の形成作業。

1人が餅を200グラムすくい取り、丸く形を整えます。

もう1人がそれを長細い俵型に伸ばし、型に入れ形を整えれば完成。

工場長の谷口さんと、かんころ餅作りのベテラン真鳥さんにお手本を見せて頂いて、いざ実践!

作業は複雑では無いですが、やってみると難しく…。最初にうまく餅を丸められないと、形成で綺麗な俵型に出来ません。形成も、均一に力を加えないと餅が歪になってしまいます。

さらに餅は冷えると固まってしまうので、スピードも大事。

熱々のかんころ餅に苦戦しながらも、上手く形成出来ると褒めてただいたり、楽しく体験出来ました。

出来上がったかんころ餅は1人1本持ち帰り出来ます。旅の思い出に、楽しい、美味しいお土産はいかがですか?

■場所:真鳥餅店内(五島市三尾野町1160-4/福江港から車で約10分、五島つばき空港から車で約5分) 

■料金: 大人(中学生以上)/2,000円、小人(小学生)/1,000円 ■営業時間:9:00~17:00 ■定休日:毎週木曜日

■体験可能人数:5名~(体験希望日の6日前までに予約が必要です) ■連絡先:℡0959-72-2588

体験取材ライター:若菜 愛香

fullyGOTO2020春号掲載

【取材・執筆・掲載】fully編集部

長崎しま旅わくわく乗船券

五島シカ肉祭り

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12/22(日)、玉之浦町公民館で「五島シカ肉祭」を開催しました。これは、有害鳥獣対策で駆除したシカ肉や皮の活用と防災を掛け合わせたイベントで、楽しみながら防災の知識を得ることができるとあって、雨の中多くの人が訪れていました。シカ肉の薫製作りでは煙から自分を守る方法を、シカ皮ストラップ作りでは電気コテを安全に使用する方法を学びました。シカ肉非常食料理グランプリでは、シカ肉を身近な『備蓄食料』として認識してもらえるよう、非常時に少ない調味料とシカ肉と野菜だけで作れる料理を紹介。メニューは、スパイシーカツレツ、煮物、団子汁、混ぜご飯の4品。試食をした女性は「苦手意識があったシカ肉料理がとっても美味しくて印象が変わりました。」と話していました。その他にも各部位別試食コーナーや、シカや防災に関するクイズ、小・中学生の鹿川柳、鹿絵画の展示、また地元の野菜や農水産加工品などの販売などもあり、会場は多くの人で賑わっていました。(取材:ライターグループfumoto)

  

【取材・執筆】fumoto

【掲載先】https://www.city.goto.nagasaki.jp/index.html

 

岐宿町産業祭 岐宿支所駐車場

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12/21(土)、五島市役所岐宿支所前で、岐宿町産業祭が開催されました。新鮮な野菜や魚、農水産加工品、五島の特産品など所狭しと並んだテントには、販売開始前からたくさんの人が集まっていました。11時30分からはお楽しみの抽選会。賞品は、出店者からの提供品や肉、魚、地元で採れたつばき油など豪華で、最大の目玉は五島の民芸品バラモン凧。当選者の名前が読み上げられるたびに歓声が上がり大盛り上がりでした。12時からはメインイベント餅つき大会。石臼と杵で初めて餅つきをしたと言う小学生は「意外と難しかった。でも自分でついた餅はいつもより美味しい」と、つきたてのお餅を笑顔で頬張っていました。(取材:ライターグループfumoto)

 

わくわく乗船券・小値賀町・落花生加工体験

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日本の原風景が残る島として、「日本で最も美しい村 」に選ばれている小値賀島。

ミネラル豊富で肥沃な赤土と潮風が落花生栽培に適し、古くから栽培が盛んだったそう。小粒ですが、天日干しなど手作業で、丁寧に愛情をこめて栽培された、甘くて美味しい小値賀の落花生。ここではその落花生を使った「落花生加工体験」ができます。小値賀港ターミナルのおぢかアイランドツーリズムで受付と支払いを済ませたら、直接体験会場へ向かいます。実際に落花生の栽培から加工まで携わっている職員さんが、丁寧に指導してくれます。

玄関を入るとすぐに白衣と帽子を着用し加工場へ入りますが、そこで一通り中の見学と作業工程などの説明を受け、いよいよ体験スタート。まずは「炒り落花生」作り。

生の落花生を量ってボウルに入れ、割れたものや黒くなったものを選り分けます。

鉄鍋に塩と落花生を投入し、やや強火で手を止めることなく炒っていきます。

落花生に対し、何倍もの塩の量。大量の塩を使う理由は、実は塩味を付ける為ではないそうで、そのまま落花生だけ炒ってしまうとすぐに焦げてしまうのを防ぐ昔からのやり方だとのこと。

だんだん腕が疲れて来る頃、落花生の皮が少し剝け出しカサカサと音がし始めて、香ばしい香りが漂ってきたら炒り上がった証拠。

つまみ食いしたい気持ちを抑え、ザルにあげて冷ましている間に「落花生とうふ」作り。材料は落花生ペースト・水・葛粉とシンプルですが、落花生は油分が多く水に溶けにくいため混ぜ合わせるのが結構大変です。ザルで漉しながらゆっくりと混ぜたらそこに同量の水でよく溶かした葛粉を合わせ火にかけます。ゴムベラで手を止めず混ぜていると徐々に固まり始め、一気に重くなっていきますが、根気強く混ぜ続ければ「落花生とうふ」の完成です。自然の甘みとコクがある、おかずにもデザートにもなる一品。「炒り落花生」も袋詰めしラベルを貼ったら完成。自分で炒った落花生は格別です。

どちらもお持ち帰りができ、「炒り落花生」は日持ちがするのでお土産にも最適ですよ。

■通年(定休日:お盆・元旦) ■場所:小値賀町担い手公社(中学校前バス停、小値賀町農産物加工施設内)港から車で5分

現地集合・現地解散 ■営業時間:9:00~17:00 ■1グループ(4名様まで)5,500円 ※1組あたりの料金になります。4名家族でも同料金 ■体験時間:1時間30分 ■催行人数:1人~ ■申込期限:1週間前 ※当日でも対応可能な場合あり(要問合せ)■お申込み先:おぢかアイランドツーリズム協会  ℡0959-56-2646

体験取材ライター:泉井 美由紀

長崎しま旅わくわく乗船券

わくわく乗船券・小値賀町・赤土焼き物体験

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火山でできた小値賀島は大地の多くが粘土質の赤土。その赤土を使って作る「赤土焼き物体験」をしてきました!

小値賀港に降り立ったら、小値賀港ターミナル内のおぢかアイランドツーリズムにて受付と支払いを済ませ、車で5分程の所にある会場に直接向かいます。旧幼稚園園舎の小さな机や椅子をそのまま利用した可愛い建物内はどこか懐かしい空間。ここでは、島の陶芸愛好家約20名程がいつでも自由に焼き物を作っていて、体験の講師もしてくださいます。体験では約1キロの土で2~3個の作品作りができます。私は小鉢と小さな植木鉢を作ることにしました。最初は小鉢に挑戦。まずは赤土を台に押しつけながら空気を抜いていきます。

あまり長くやると手から熱が伝わり柔らかくなりすぎるので注意が必要です。

次に足の部分になる円錐形の土台を作ります。つるっとしていてまるで生チョコみたいに美味しそう!残りの赤土を直径1.5センチほどの棒状になるよう、手の平でコロコロと伸ばし、土台に巻きつけていきますが、この時外側に広がって行かないよう少し内側に乗せるのがポイント。

親指と人差し指で挟むようにして台をくるくると回しながら土台と接着させていくので、爪は短く切っておくことをお勧めします。あとは同じ工程を繰り返しながら自分好みの大きさや形に作り上げていきますが、焼くと2割ほど縮むそうなので仕上がりを想定しながら形成していきます。

次は植木鉢。小鉢と同じように土台を作りますが、高さを倍くらいにし、上から穴を開け優しく広げます。厚みが5ミリくらいになるまで成形し、あとは植木鉢をのせる板状の台を作れば完成です。体験はそこまでで、削り、素焼き、施釉、本焼きはお任せし1~2ヶ月ほどで完成します。完成次第、ご指定の住所に着払いにてお届けとなります。

忘れた頃に手元に届く完成品は、島からのプレゼントみたいで、きっと使うたびに、作ったときの思い出が蘇りますね。

■開催期間:通年(定休日:元旦) ■場所:赤土研究所(小値賀町立図書館前、旧幼稚園園舎)港から車で5分 現地集合・現地解散 ■集合時間:10:00   14:00 ■料金:大人(中学生以上 3,300円)/小人(小学生 3,300円) ■体験時間:1時間30分

■催行人数:1人~ ■お申込み先:おぢかアイランドツーリズム協会  ℡0959-56-2646

■申込期限:1週間前 ※当日でも対応可能な場合あり(要問合せ)

体験取材ライター:泉井 美由紀

長崎しま旅わくわく乗船券