五島列島を満喫するフリーマガジン「fullyGOTO」と地元在住のライターチーム「fumoto」が取材した記事を発信する、情報サイト

Pickup /注目記事

ゲストハウス「藤原」

奈留港より県道168号線を車で北に進むこと5分、奈留医療センターから住宅街に入り、歩いて1分ほどの所にあるゲストハウス「藤原」。レンガ色のウッドデッキが目印で、とても綺麗な外観です。中に入るとそこには家財道具がすべて揃っていて、まるで、親戚の家に来たみたいな感覚で、思わずゴロゴロしたくなります。仏壇や洋服ダンスも置かれたままですが、それがまた不思議とホッとするのです。オーナーは奈留港近隣で電気工事店を営む元気なお母さんの「野茂さん」。空き家となった身内の家を改修し、宿泊施設として蘇らせました。一棟貸し切りで利用できるので、小さいお子さんのいるご家族など遠慮する事なく楽しめます。電化製品も食器も、調味料から洗剤に至るまで揃った「宿泊施設」の概念が覆るこの宿は、田舎の一軒家暮らしがシミュレーションできる贅沢な場所。移住をお考えの方にはもってこいのゲストハウスですよ。住所:五島市奈留町浦1723-3 電話:0959-64-3427 (野茂) チェックイン・アウト:船の時間等に合わせて対応します。 料金:一棟貸切の場合(1人/5,000円、2人/9,000円、3人/12,000円、4人/14,000円、5人/15,000円)※相部屋も可能

Feature /特集記事

第24回 五島で輝いている人

 大﨑たたみ店 畳一級技能士 二代目 大﨑一さん 新上五島町の玄関口のひとつ、奈良尾港からほど近い海沿いに、50余年の歴史をもつ「大﨑たたみ店はあります。今回ご紹介するのは、畳一級技能士の資格を持つ、大﨑たたみ店の二代目である大﨑一さんです。父親から受け継いだたたみ店「上五島へ戻ったのは25歳の時です。30歳の時に父親が亡くなり、この大﨑たたみ店を継ぐこととなりました。」お店へお邪魔し、真っ先に目に入ってきたのは、様々な柄の畳の「へり」。こんなに種類があるの?と目移りしてしまうほどです。しかしこの豊富なラインナップがあるのは、大﨑さんのある想いがあったからこそのこと。「店を継いだ時、畳のへりの種類が、たったの4種類しかなかったんです。単純にこれでは選ぶ楽しみがなくてつまらないな、と思いました。畳選びはお客様の好きなように、自由にしていただくことを大事にしています。」畳のイメージとは少し離れたカラーリングのものや、今や五島の代名詞といってもいい椿の花をあしらったもの、洋風柄のもの……。い草とへりを組み合わせ、更には畳の敷き方までもかけ合わせると、畳といっても本当に無限大の選択肢がありました。二代目となった大﨑さんは、全国の畳店からへりを仕入れるなど、選ぶ楽しみとともに畳をより身近なものにしたいという想いでこれまでお店を営んできたといいます。 若い世代とのふれあい「自分の家を建てることになったという若い人が畳の相談に来てくれますが、最近ではあらかじめ畳のイメージや、自分なりのこだわりを持っている人が増えましたね。情報発信はもちろん、地域イベントでの物品の販売、お客様との交流を自分のスタイルとして大事にしてきたので、その効果もあったのかなと感じています。」新築の家の和室に、ぜひ大﨑さんの畳を!という若者もたびたびいらっしゃるようで、相談しながら「こんなのやってみようか」と楽しみながら和室をデザインしていくそう。「4年前からは、地元の中五島高校の生徒さんから、畳のへりのデザインをしてもらっています。そのお礼の卒業プレゼントとして、卒業生にペンケースと名刺入れをプレゼントしています。」実際に高校生がデザインしたというへりを見せていただくと、GOTOという文字と、五弁の椿の花、五島列島の形が表現された素晴らしいものでした。「畳をもっと身近に」という大﨑さんの想いが色濃く現れている活動のひとつのように感じました。畳の材料で作るこだわりの小物たち大﨑たたみ店には、畳の素材を使った小物が、店内に数多くありました。「小物作りを始めたのは約10年前になります。最初の作品は、椿の柄の名刺入れでした。試作品をモニターの方に実際に使用してもらい意見を聞き入れ、改良をしてきました。例えば名刺入れの場合は、名刺の枚数がもう少し入ればいいよね、ということだったのでそういった部分の改良です。他の小物についても、日々改良を重ねていますし、新しい柄のものなどを流行りに合わせて作っています。」名刺入れを始め、小銭入れ、ペンケース、キーケース、財布……。生活に欠かせない小物が畳と結びつくことで、改めて日本人であるということ、そして畳という先人の知恵、素晴らしい文化があることを再認識させられます。日本好きな外国人の方のお土産品としても、良い記念になること間違いなしです。「財布なんかは、店内にある材料で好みのものを指定してもらって、中の造りの要望も聞くので、フルオーダーメイドで作ることができますよ。」財布といえば皮素材のものもポピュラーですが、フルオーダーメイドでまさに世界に一つしかない、畳の材料でできたものも素敵ですね。なんとなく、決まったルールやしきたりがあるように感じていた畳の世界。大﨑さんのお話をお聞きして感じたことは、「畳は自由である」ということ。私たちがこれまで生活の中で接してきた畳というのは、ほんの一部のものだったのかもしれません。みなさんも、ぜひ一度大﨑たたみ店で畳の新しい楽しさというものを感じてみてください。【取材・執筆・掲載】fully編集部fullyGOTO2020秋号掲載

五島でがんばる団体応援 富江バラモン会

「富江バラモン会」ってどんな団体?全国で和太鼓がブームになっていた昭和61年12月、当時の富江町に「和太鼓で地域を盛り上げたい」という思いを抱いた有志が集まり富江バラモン会が発足しました。それから実に33年が経過。メンバーもたくさん入れ替わりましたが、当時から受け継がれている曲もありますし今風の新曲もあります。YouTubeで「富江 色彩」で検索してぜひご覧ください。市役所や観光協会などからの要請で、お祭りなどの各種イベントに年間10~15回出演しています。今年度は新型コロナウイルスの関係で一度も演奏していませんが、こんな時こそできること。そう今は、演奏のウデをあげるべく練習に励んでいます。主な活動内容は?練習毎週月曜日の午後8時から10時まで、毎回5~10名が旧富江幼稚園で練習しています。メンバーはベテランから初心者までさまざま。太鼓の先生がいるわけではありません。みんなで教えあったり、曲や振り付けをアレンジしたりしています。イベントでの演奏太鼓を演奏できるメンバーさえそろえば、どこにでも行って叩く。そのフットワークの軽さには自信がありますが、営利を目的とするようなイベントには出演の制約がありますのでご了承ください。演奏依頼も受け付けていますよ~メンバー募集してます富江バラモン会ではメンバーを募集しています。年齢、性別、国籍を問いません。音楽が苦手、運動神経が悪い、そんなのも全然関係ありません。少しでも太鼓に興味がある方、ストレスを発散したい方、暇を持て余している方、一度練習をのぞきに来ませんか。楽しくて優しい仲間が皆さんをお待ちしていますよ!練習場所 旧冨江幼稚園 時間:20:00~22:00(毎週月曜) 連絡先:富江バラモン会【掲載先】fullyGOTO2020秋号

【特集】岐宿町②

★美味しい米と果物を育む岐宿町!火山の噴火でできた福江島。その噴火口の一つがあったと言われる山内地区。火山活動の終末と同時におびただしい堆積物を容したまま広大な盆地を形成し、周囲の山なみから流れ出る豊富な水が盆地全体を条件の良い水田地帯にしました。岐宿町は東に権現嶽、南に八本木山、西に霊峰七ツ岳、五島列島最高峰父ヶ岳等の山岳が連なり、北は東シナ海に面しています。この東南西の山岳を源とする多くの渓流が合わさり、水量豊富な、一の河川、浦の川、鰐川、大川原川の主要河川となって北流。岐宿湾と水ノ浦湾に注いでいて、中央部を貫流する鰐川流域には、県下屈指の穀倉地帯である島内最大の水田地帯「山内盆地」が広がっています。言うまでもなく、ここで採れた米が美味しくないわけありませんね。山内地区では現在、この豊潤な水を利用し米だけでなくメロンやいちごの栽培も行われていて、甘くてみずみずしい味を求め全国からの注文が殺到しているのだそう。一度ご賞味あれ! ★ジオサイトがいっぱいの岐宿町!ジオパーク認定を目指している五島市。その構成要素であるジオサイトが、ここ岐宿町には数多く点在しています。2千万年前ユーラシア大陸から分離し日本列島が生まれ、その後地殻変動で北東と南西に引っ張られ大きな5つの島に分かれてできた五島列島。火山の噴火などで山や周辺の島々が作られ福江島も形成されました。地殻変動による地層の褶曲や波の浸食でできた奇岩など、壮大な景色を島のあちこちで見ることができますが、ジオサイトはその景観だけではありません。大地の上に広がる動植物や生態系、文化や歴史の全てがジオサイト。岐宿町には弥生時代の住居跡「寄神貝塚」や旧石器時代から縄文時代の土器や石器が発掘された「茶園遺跡」「鰐川遺跡」があり、古代人の足跡が明らかになっています。また、希少な植物「タヌキアヤメ群落」や長崎県で見られる海岸植物の約1/3が生息している「八朔鼻海岸」など、ジオパークを構成する要素がいっぱいです。ぜひ火山島ならではの見どころを探してみてください!

【fullyGOTO2020秋号修正情報】
P13 NEWOPEN「鮨割烹ひなかの」 の店舗電話番号に誤りがございました。
『正:0959-76-3270』 こちらが正しい電話番号です。 ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。 よろしくお願い致します。

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五島ではたらく若者応援 fullyGOTO2020秋号 表紙の顔

fullyGOTO 2020年 秋号 表紙の顔 松永 亜矢加さん今回、秋号の表紙を飾ってくれたのは、松永 亜矢加(あやか)さん 27歳。五島海陽高校を卒業後、佐世保に本社を持ち医薬品、医療用衛生材料、介護用品、福祉用具を販売する企業、東七(株)の五島営業所に就職し、今秊10年目を迎えます。週に3~4回はバドミントンをしているというスポーツウーマンで、ベリーショートがよく似合い笑顔が素敵な女性です。仕事もプライベートも全力投球な彼女にお話を伺いました。天職とも思える仕事との出会い五島海陽高校で、ビジネス活動に必要な幅広い知識を学ぶビジネス系列を専攻していた亜矢加さん。卒業後は、学んだことを生かせる仕事に就きたいと考えていた時、今の職場の求人に出会います。「毎年求人があったわけではないので、この会社に入社できたことは本当に運が良かったと思っています。島外企業も視野に入れていましたが、母が背中を押してくれたのも大きく、地元就職を決めました。仕事内容は医療機関や調剤薬局などの得意先から注文を電話で受けたり、発注や配送の手配をするのが主な業務ですが、人手が足りない時は、商品課の手伝いや配達をする事もあります。医薬品を扱う会社のため、薬の名前を覚えること一つとっても、本当に大変で、入社当時はとても苦労しました。薬の名前や単位を間違えたり、失敗をしてへこむ事も多く、何度泣いたか分かりません。でも不思議と『向いていないのでは?』『辞めたい』と思ったことは一度もないんです。むしろ天職だとさえ感じています。もともと人と話すことが好きなのと、職場の環境が良いことも、続けられた理由でもありますが、何より、お客様からの『ありがとう』『助かりました』などの温かいお言葉が嬉しく、ここまで頑張って来られたと感じています。時には厳しいお言葉もあリますが、電話応対は顔が見えないからこそ、相手との距離感を大事にして、これからもプロ意識を持って精進していきたいです。」 地元五島で生きて行くということ仕事に対し情熱を持ち、真摯に取り組む亜矢加さんですが、五島にずっと住むことを悩んだ時期もあったと言います。「高校卒業後そのまま地元に就職し、五島から一度も出たことがないと話すとびっくりされる事も多いんです。そのたびに社会勉強のために一度は五島を出た方が自分のためなのかなと悩む事もありました。でももし一度島外に出てしまったら、やると決めたらのめり込んでしまう自分の性格上、五島に帰って来られなくなるのではないかという不安もあったんです。自然豊かで人が温かい五島が大好きで、将来結婚したら五島で子育てがしたいとずっと思っていましたから、葛藤でしたね。」悩みながらも、仕事もプライベートも全力投球で向き合ってきた亜矢加さん。しだいにコミュニティも広がり、地に足が付き置かれた場所で咲こうと心が決まっていきます。「今は週に3~4回は所属しているバドミントンチームのメンバーと汗を流したり、縁あって中学生の指導のサポートもさせていただくなど、地元の交流の輪が広がっています。色んな繋がりが時にはプレッシャーに感じることもありますが逆にそれをプラスにして活かすようにしています。」また一緒に暮らす家族との何気ない時間もかけがえのないものだといいます。「母とは友達みたいな感覚です。一緒にドラマを観たり、買い物に行ったり、料理をしたり。好きなアーティストのライブにも一緒に行きますし、家族旅行は毎年恒例です。」家族や多くの仲間たちに囲まれ、今はここでの暮らしを心から楽しんでいるという亜矢加さん。社会人になって9年、いつの間にかここで生きていくことへの迷いはすっかりなくなったと話してくれました。 恩師の言葉を胸に向上心を持って今後の目標をお聞きしました。「仕事もプライベートも常に向上心を持ち続けたいですね。高校卒業の時、当時お世話になっていた先生から『現状維持は後退』という言葉をいただきました。正直その時は、なんとなく聞いていた言葉ですが、社会人になってやっとこの意味がわかってきました。今の自分に満足し、これでいいと思っていたら、その先の成長は見られないという、この言葉を胸に、今後も今の自分に満足せず、常にスキルアップを目指し、成長していきたいなと思っています。また年始に立てた今年の目標は『オンとオフのメリハリをつけること』。仕事とプライベートをきちんと分けて、メリハリのある生活をしたいと思っています。仕事は定時退社を心がけて、アフターファイブは自分の時間として大事にしたいです。そうすることが仕事のやる気にも繋がると思っています。あと旅行が好きなので、京都にも行ってみたいですね。5年ほど前、社員旅行でオーストラリアに行ったのですが、また海外旅行にも行きたいなと思っています。」やりたいことがいっぱいあると話す、バイタリティ溢れるポジティブな印象の亜矢加さんですが、実は意外にも心配性で、ネガティブ思考。悩みは多いと言います。でもそれは言い換えると慎重派で堅実とも言えます。自分の人生の進む方向を、その場その場でしっかり悩み、選び抜いてきたからこそ現実に満足できているのだと感じました。これからの五島を担う頼もしい若者をまた一人見つけました。

五島椿森林公園

福江のシンボルと言われている「鬼岳」の中腹にある「五島椿森林公園」は、2010年に国際優秀椿園に認定されています。約259品種、約2800本の椿が植えられており、園内を散策も可能。様々な椿を観察する事ができますので、冬の椿が咲き誇る時期にはおすすめです。また園内中央部には、草スキーができる芝生の斜面があり、アクティビティを楽しむ事ができる公園としての一面も持っています。芝生が整備されていて、休憩所もあるので、ピクニックをするのにも最適。すぐ側には鬼岳があり、海を眺める事もできるので、海と山の両方の景色を一望しながら、これ以上ない贅沢な食事の時間を楽しむ事ができます。長崎県五島市上崎山町 【取材・執筆】fumoto 【掲載先】五島の島たび

田尾フラット

富江町田尾地区にある「田尾フラット」は、廃校となった田尾小学校の校舎を改装して作られたレストランです。校舎の懐かしさを残しつつも洗練された清潔感のある店内から外を眺めると、視界に入ってくるのは畑、山、という緑一色の大自然。そんな大自然に囲まれながら、五島の食材を活かした料理を味わうことができるので、五感で五島の自然を楽しむ事ができます。「田尾フラット」の名前の由来は「フラッと立ち寄って欲しい」という想いが込められています。たくさんの方に気軽に立ち寄っていただき、その場で新しい交流が生まれるのが魅力の一つでもありますので、ぜひお昼の食事時にはフラッと立ち寄ってみてください。田尾フラット 長崎県五島市富江町田尾1233 0959-86-3545 【取材・執筆】fumoto 【掲載先】五島の島たび

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