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五島ではたらく若者応援 fullyGOTO2025秋号 表紙の顔

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fullyGOTO2025 秋号 表紙の顔 竹山 菜々世(たけやま ななせ)さん

今回、表紙を飾ってくれたのは、青方生まれ・青方育ちの竹山菜々世(たけやま ななせ)さん、19歳。四人兄妹の末っ子で、家族にとっては初めての女の子。ご両親やお兄さんたちにたくさんの愛情を注がれ、のびのびと育ちました。

  • 地元で働く選択  

  高校卒業後も島を離れず、上五島での就職を選びました。「事務系の仕事を探していたんですけど、コスモスの求人を見て『これだ!』と思い応募しました。」現在は、ドラッグストアコスモスで、レジや品出し、新商品の導入など、さまざまな業務をこなしています。

  • 私の趣味時間

  趣味は料理で、休日にはご両親のために手料理をふるまうことも多いそうです。得意料理は天津飯で、家族からも「おいしい!」と評判です。韓国ドラマも大好きで、「太陽の末裔」には特に感動したとのこと。「ぜひ見てほしいです」と笑顔でおすすめしてくれました。また、一番上のお兄さんが上五島に住んでいて、最近は姪っ子と遊ぶ時間も楽しみのひとつ。

  • 家族への想い

  今年2月には、佐賀県の嬉野温泉と長崎県の大江戸温泉へ、ご両親と一緒に2泊3日の旅行に行きました。「高校を卒業してから約1年半、社会人になったら両親を旅行に連れて行こうと決めていて、コツコツ貯金してきました。」なんと、宿泊したのは1泊10万円もする旅館で、部屋には露天風呂も付いていたそうです。すべて菜々世さん自身のお金でご両親を招待。実家暮らしで出費を抑えられた分、しっかり貯金し、感謝の気持ちを形にしました。そのエピソードを聞いたカメラマンも、思わず撮影を忘れて聞き入ってしまうほどでした。(笑)「今年6月には、両親の結婚30周年をお祝いして、ホールケーキをプレゼントし、焼肉にも連れて行きました。今度は父の還暦祝いで家族旅行を企画中です。」と、家族の記念日を一つひとつ大切にしているのが伝わってきました。家族と仲が良く、親孝行を実践するその姿勢に、取材しながら私も感心しきりでした。家族やお兄さんたちにたくさん可愛がられ、10歳・8歳・6歳年上のきょうだいに囲まれて育った菜々世さん。「自己肯定感は高いです!」と笑顔で話す姿が、とても印象的でした。

  • これから

  将来の夢を尋ねると、「若いママに憧れています!」と話してくれた菜々世さん。家事や掃除が好きで、料理も得意。きっと素敵な奥さん、そしてお母さんになるんだろうなと感じました。その明るさと行動力、家族思いな人柄は、きっと周りの人たちにも元気を与えていることでしょう。菜々世さんのお話を伺いながら、「私ももっと親孝行しなきゃな」と思わされる、心温まる時間となりました。これからも、地元・上五島でその明るさと優しさを広げていってください!

 

【取材・執筆・掲載】fully編集部
【掲載先】fullyGOTO2025秋号

第44回 五島で輝いている人

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吉田電機商会 吉田 慎太郎(よしだ しんたろう)さん

一男一女の二児の父。本業が何か分からないほどアクティブで、「どこにでも現れる人」という異名もある吉田さん。島内のイベント、お祭りなどで皆さんも一度は見かけたことがあるかも?!

五島生まれ、五島育ちの吉田さん。実家の家業である吉田電機商会で働く側、福江青年会議所(JC)の外部監事や、福江商店街連盟会長、福江みなとまつりねぶた部門責任者、保護司、防災士、福江小学校外部委員、そして福江地区公民館運営委員など、様々な活動を行っています。「幼少期は本ばかり読んでいる、どちらかというと隠キャ(内向的)な子供だった。」と言いますが、小学校も中学校も他薦され学級委員長を勤めていたそうで、様々な団体の長を勤める現在の人望は小さい頃から健在だった事が伺えます。その後大学は島外へ進学。中学校の部活から始めた体操競技も続けていました。「進学時も、大学在学中も、実家を継ぐとかは全く考えていなくて、就職活動をして企業から内定もいただいていました。でも卒業間近で父親から『島内のATMの保守の仕事依頼が来ているけどやるか?』と連絡が来て。悩んだ末、いずれ帰ろうという気持ちはあったので、その時に仕事があったほうがいいなと、内定は辞退し五島に帰ることにしました。」

JCとの出会い  

  「帰ってきてからは、仕事後バトミントンやフットサル、夏は毎日海に遊びに行ったりして楽しく過ごしていました。そんな中で、3 1 歳の時に誘われていた福江青年会議所(JC)に所属しました。考えると、今やっている活動のほとんどはここでの出会いから繋がっているなと感じています。」その一つが、特定非営利活動法人五島空き家マッチング研究所の活動。五島市はここ数年移住者が毎年200人を超える中、移住のハードルとして挙がるのが住居探し。一方で、島内の問題としてよく挙がるのが空き家の増加でした。この「家」に関する2つの問題を解決すべく、2019年有志のメンバーが集い、団体を立ち上げ、吉田さんが代表理事に。「今は市と空き家バンク運営委託業務で協力し、空き家をできるだけ多く維持し、住み手に繋げる活動をしていて。でも今取り扱えるのは住宅なので、今後は商店街の空き店舗も循環させたいなという思いがあります。」商店街に限らず、後継者問題を抱えるお店が増えている現状。こういった部分も解決していける取組に発展させていきたい想いを持つ中で、今年福江商店街連盟の会長を引き継ぐことになりました。

ねぶたへの想い

  福江商店街には1 1 の通りがあり、それぞれ合わせて1 3 0 店舗ほどが所属しています。この商店街としての一大イベントでもある福江みなとまつりは、吉田さんが思い入れのあるお祭りの一つ。「福江のねぶたは昭和52年、自分が生まれる少し前から始まりました。子供の頃は笛・太鼓、大人になってからは引く側、今は運行全体の進行係としてずっと関わっています。JCの繋がりで、本場青森のねぶた祭りにも参加しています。」市内では一番大規模なお祭りであるものの、ねぶたの数、引き手の数、お店の数が減少しているのも実情。「昔より台数が減っていたり、補修作業などの人員が不足していたりと課題はあるけれど、商店街を盛り上げること、関わってくれる人を増やすことで、存続を越えてもっと盛り上げることができると思っています。」

まずは自分が楽しいと思える事を  

  「2022年から個人で始めたのが開田盆踊り。「大宝地区の盆踊りに参加して盆踊りにはまって。毎年お盆に帰省した家族や地域の人たちが集まれる場所として60 年くらい続けているそうです。自分のように別地区の人も大歓迎してくれて、楽しくて何年も通っています。そこでふと、自分の地元地区でもやりたいなと思いひっそりと始めました。」この数年はキッチンカーの出店もあり少しずつレベルアップ。大宝の成年会の人も来てくれて、踊りを教えてくれるそうなので、ただふらっと立ち寄るのもOK。「開田の方はまだまだ小規模ですが、大宝は毎年8月14・15日に行われていて本当に誰でも歓迎してくれるので是非行ってみて欲しいです。何においても人が減って続けるのが難しい、という話が出てきますが、地域の枠を越えてみたり、今までの何となくあった通例を考え直してみたり、工夫次第で、守るだけでなくもっと楽しいものになっていくかもしれません。次世代を担う子供たちのためにも、自分たちの世代が少しずつでも動いていけたらと思っています。」本業が自分でも分からないと語るほど活動的で引っ張りだこ。それも結局自分が地元で楽しく暮らしたいだけと笑う吉田さんですが、その想いと行動が多くの人の楽しみや、今の暮らしに繋がっているのだと感じました。

 

【取材・執筆・掲載】fully編集部
【掲載先】fullyGOTO2025秋号

 

五島の地域おこし通信【小値賀編】

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自己紹介

 初めまして。2年前の8月に納島協力隊に就任した山口です。大阪の富田林市出身で、山に囲まれて育ちました。昔から自然や人とのつながりに興味があり、都市とは違う暮らしの在り方を求めて、思い切ってこの離島での生活を始めました。納島では民泊「NOUSHIMAHOUSE」の運営や、特産品の落花生作りと販売、島の魅力を発信するSNSの更新などを担当しています。外から来た自分だからこそできる橋渡しや発信を通じて、納島の魅力や課題に向き合っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 

活動内容

 現在、私は納島でいくつかの地域おこしプロジェク トに取り組んでいます。中心となるのは、民泊施設「NOUSHIMAHOUSE」の運営です。島内で唯一の宿泊場所として、旅の受け皿と交流拠点を作っています。少しずつリピーターも増えてきた一方で、単なる観光地としてではなく、島の高齢化・過疎化をフォローできるような“関係人口” を増やす方向での運営を模索しています。他には「幻の落花生」と呼ばれている、納島の特産品である落花生を伝えるための納島本を制作し、納島の魅力を伝えています。

エピソード

 自販機も商店もない環境なので不便なのかな、と来島前は漠然と思っていましたが、実際来てみると野菜や魚はたくさん頂けるし、オンラインでのお買い物も普通に届くし、ほとんど困らないどころか、必要ないものに今まで自分がお金をかけていたことに向き合うことができました。島の人は基本的にあるもので工夫しながら生活するのが当たり前で、「足るを知る」をこの島で暮らしてから学び、きちんと自分の暮らしに落とし込むことができて感謝しています。

未来への展望

 人口 17 名、平均年齢 75 歳は単に「納島が不便だから」だけが理由ではないと考えています。二次離島というさらに小さな離島であるため、その地域ならではの価値観が根強く残っているところがあります。小さいからこそ、変革が難しいという環境も人口減少の原因の1つではないかと思いました。納島継続のためにも、納島の文化は尊重しつつ、時代に合わせて様々な価値観やバックグラウンドを受け入れられるようなアップデートが必要ではないかと思います。私が地域おこし協力隊として活動することが、島外と島内を繋げ、多様な文化が混ざり合うきっかけにこれからもしていきたいです。

メッセージ

 納島では役目と呼ばれる地域清掃活動を定期的に行っており、島の美しい環境を守っています。有償ボランティアの制度もありますので、納島に遊びに来がてら、一緒に参加してもらえると嬉しいです。募集はインスタグラム(@noushimap) から定期的に呼びかけを行っています。

【取材・執筆・掲載】fully編集部
【掲載先】fullyGOTO2025秋号

まなび舎いゆ

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五島市初のフリースクール

様々な理由で学校から遠ざかっている小中学生に、居場所や活動を提供しています。何かに「熱中」できる毎日を見付けて、学校以外でも多くの「まなび」を手に入れませんか。
無料相談及び無料体験を、随時受け付けています。

メニュー

◆入会費無料 ◆1日利用¥2,000(お弁当持参)
◆半日利用¥1,500(利用日数が増えた場合、その月の
利用料金は¥25,000を上限としています)
※活動によっては、入場料や材料費を負担していただくことがあります。

店舗情報

TEL 090-9260-2652
住所 五島市武家屋敷2-3-3
支払方法 現金
営業時間 9:00~14:00
休み 月・土日祝・学校長期休暇中
駐車場 あり(3台)

 

MUSCLE GYM

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店舗情報

TEL 090-9567-6262
住所 五島市大荒町186-1
支払方法 現金
営業時間 6:00~22:00
休み 年中無休

 

アウトドアカフェ 島の山小屋

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五島の食と自然体験の拠点

サイクリングやカヤック、山登りなど五島の自然体験と、ランチや自家製ドリンクが楽しめるアウトドアカフェ。
週末限定で営業しています。

メニュー

◆レンタルサイクル
◆季節の自然体験
◆今週のランチ
◆コーヒー・クラフトジンジャー

店舗情報

住所 五島市奈留町泊205-9
支払方法 現金・カード・paypay
営業時間 11:30~15:00
休み 平日
駐車場 なし

 

シュミレーションゴルフDo

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ローソン栄町店の2階でカラオケと同様にローソンの商品(食べ物や飲み物[アルコールも可])を持ち込んで楽しんでもらうスタイルです。
男女各クラブも常備してるので、気軽に楽しめます!

店舗情報

TEL 0959-76-3522
住所 五島市中央町6-24
支払方法 1階ローソンで支払い
営業時間 24時間営業
休み 年中無休
駐車場 あり

 

Snack Emila

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5月にオープンしました。飲み放題あり。早い時間の予約もOKです。アルバイト募集してます。月一回でもOKです。

メニュー

◆90分飲み放題・・・・3,000円

店舗情報

TEL 070-5692-2947
住所 五島市栄町6-20 大蔵ビル1F
支払方法 現金
営業時間 通常20:00~
駐車場 なし