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半泊ビーチ

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宮原教会堂を後にし、まっすぐ進むと半泊へと続く山道の手前に小さな誘導看板があります。細い山道を10分程行くと、眼下に海が見えて来ます。
あとは道なりに下って行くと半泊集落に到着。
目の前にあるこんもりとした小さな島がトレードマークの半泊ビーチは、砂浜ではなく玉砂利の小さな海岸で、波に洗われたつるんとした丸い石が特徴。
耳を澄ますと波の満ち引きに合わせ石が擦れ、まるで歌っているかのよう。手前から眺めると海の色のグラデーションにも息を飲みます。海と山と空だけの生活音の無い空間に身を置くと、心まで洗われた気分になります。

波打ち際で遊べるだけでなく、山裾の岩場で磯遊びや、海岸線の先の防波堤で魚釣りもでき、一日いても十分楽しめます。コンパクトなビーチなので、小さなお子様連れでも目が行き届き、安全で楽しい海遊びができますよ。

住所:〒853-0054 長崎県五島市戸岐町半泊1223
アクセス:福江港から車で30分

 

 

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

栄林寺

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浦頭教会を後にし、県道162号線を少し行くと右手に奥浦湾が見えてきます。
その少し手前の十字路を左折。
奥浦小学校、奥浦中学校を眺めながら道なりに進むと、右手に白塗りの外壁に立派な瓦をのせたお寺「栄林寺」があります。
目を引くのは立派な外観だけでなく、真っ赤なニット帽を被った敷地内いっぱいの小さなお地蔵様。いつまでも見てたい、思わず頭を撫でてしまいたくなる可愛い光景です。
裏手の階段を下ると広い庭が続き、一角は地域の方のゲートボール場になっているようです。
入口付近の案内板によると、現在お寺であるこの場所は、実は五島にキリスト教を広めたイエズス会宣教師アルメイダが滞在し、布教に努めた場所だったというから驚きです!

弾圧期が長かったためか、詳細は不明でその痕跡は何も残されていないそうですが、巡察使たちが残した「日本西教史」からそう読み解けるようです。また五島八十八カ所49番札所でもあるため、島外から多くの参拝者も訪れます。

住所:〒853-0053 長崎県五島市奥浦町1516
電話: 0959-73-0613

 

 

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

半泊教会堂

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ビーチから後ろに目をやると、赤茶色の木造の壁に瓦葺の屋根という民家風の半泊教会堂があります。
屋根には白い十字架が乗っており、これがないと教会とは気付かないような外観ですが、教会内は明るい白と水色の配色でホッとする可愛らしさ。内部は三廊式になっており、しっかりとした教会堂の様式です。
ここ半泊集落にも江戸末期、大村藩から数家族の潜伏キリシタンがやってきましたが、全員が住み着くには狭すぎたため、半数だけがここにとどまったことから「半泊」と呼ばれるようになったとか。
アイルランドからの寄付と信徒の労働奉仕により、鉄川与助の施工で3年をかけ1922(大正11)年に完成しました。

正面には教会を台風の被害から守るため、信徒達が半泊海岸の石を集めて築いたという立派な石垣があります。ミサは月に1回、浦頭教会の神父様の巡回により行われています。

住所:〒853-0054 長崎県五島市戸岐町半泊1223
アクセス:福江港から車で30分
ミサ:月末の日曜日 13時

 

 

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

直売所 salty sugar

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半泊教会堂のすぐ先に手作りの可愛い看板があり、細い坂道を少し上がると、佐藤さんご夫婦が営む「cottage.smoky 」「さとうのしお窯」そして最近オープンした「直売所 salty sugar」があります。

半泊教会堂と、半泊ビーチを見下ろす位置にあり、その美しい景色にしばし見とれてしまうほど。

一日一組限定のコテージにはキッチン設備が整っていて島の食材を好きに調理でき、今では珍しい薪で沸かす五右衛門風呂もあるので、リアルな田舎暮らしが体験できます。

ご主人が作る塩は、半泊湾の満潮時の海水から作られていて、天日干しで仕上げたミネラル分豊富なシンプルなものと、イカ墨入りの黒塩の2種類。50g入りのパックもあるので、お土産に最適ですよ。予約をすれば塩作り体験もできます。

直売所では、塩のほかに、地域で採れた農・海産物も販売していて、ドリンクや軽いスナック等も提供しているので、天気のいい日は外のウッドデッキで、半泊の風を感じながらゆっくり寛ぐこともできます。

住所:〒853-0054 長崎県五島市戸岐町半泊1224番地
電話/fax:0959-73-0383
e-mail:satonoshio1224@icloud.com
HP:https//www.satonoshio.com
アクセス:福江港から車で30分 

 

 

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

田尾フラット

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富江町田尾地区にある「田尾フラット」は、廃校となった田尾小学校の校舎を改装して作られたレストランです。校舎の懐かしさを残しつつも洗練された清潔感のある店内から外を眺めると、視界に入ってくるのは畑、山、という緑一色の大自然。

そんな大自然に囲まれながら、五島の食材を活かした料理を味わうことができるので、五感で五島の自然を楽しむ事ができます。


「田尾フラット」の名前の由来は「フラッと立ち寄って欲しい」という想いが込められています。たくさんの方に気軽に立ち寄っていただき、その場で新しい交流が生まれるのが魅力の一つでもありますので、ぜひお昼の食事時にはフラッと立ち寄ってみてください。

田尾フラット
長崎県五島市富江町田尾1233
0959-86-3545

 

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

勘次ヶ城跡

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「勘次ヶ城跡」は富江半島の山崎海岸にあります。石塁の名匠と呼ばれる大工の勘次がカッパと共に1人で作ったとの逸話も。

この「勘次ヶ城跡」を築いた際に用いた石は、日本古来の築城に使用していた大石ではなく、1人の力で処理できるような石を使用していることから、そのような話が生まれたとも言われています。

城跡というイメージよりも砦のような形状をしており、「海賊のお宝の保管として利用されていた」という話や、人骨が発見されたことから「祭祀場に使われていたのではないか」という様々な憶測がされており、まだまだ未解明のミステリアスな建造物。

石塁には草木が絡み、人工的な建造物と自然とのコラボレーションが魅力的です。

長崎県五島市富江町岳山崎
0959-86-1111(五島市富江支所)

 

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

只狩山展望所

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福江島の富江半島ににある只狩山。その頂上にあるのが「只狩山展望所」です。福江島のシンボルでもある「鬼岳」や富江の街、富江湾に浮かぶ島の数々を一望する事ができます。

桜の名所としても知られており、展望所を囲うように桜の木が咲き誇る姿は圧巻の一言。その姿を一目見ようと、地元の方々や、観光客が訪れ花見を楽しんでいます。

富江は、その昔珊瑚漁で栄えており新田次郎氏の小説「珊瑚」の舞台にもなった場所です。新田氏を記念した石碑も展望所内に建てられていますので、「珊瑚」を一読したのちに立ち寄ってみるとより深く楽しめると思います。

景色と共に富江の歴史を感じることのできる「只狩山展望所」に是非一度足を運んでみてください。

長崎県五島市富江町狩立
0959-86-1111(五島市富江支所)

 

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

さんごさん/CORAL COFFEE

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富江町の古民家を改装した私立図書館「さんごさん」は、従来の図書館とは違い、本棚には、たくさんの人から「人生の3冊」として寄贈を募った本が並んでいます。
ただ「本を読む」という形ではなく、本を読みながら、本の向こう側に、寄贈した方の思い、価値観など、人物像が想像でき、より人間臭さのある読書ができます。
館内は地元の方や、島外から五島を訪れる方の交流の場となっており、多様な価値観を肌で感じられます。

併設されているコーヒースタンドの「CORAL COFFEE」では館長焙煎のこだわりのコーヒーを味わうことができるので、是非コーヒーブレイクをしながら「人」を堪能してはいかがでしょうか?

さんごさん/CORAL COFFEE
長崎県五島市富江町富江280-4
館長 大島ケンタ
※旅行で訪れる際には事前予約推奨

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

箕岳

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「箕岳」は、裾野に「箕岳園地」があり、綺麗な円形の芝生公園になっています。公園ではボール遊びなどを十分に楽しめる広さもあり、周囲を桜の木が取り囲み、小さなお子様にも安心して遊んでいただけます。

春には一面に広がる桜を眺めながら「花見」に訪れる人で賑うことから、桜の名所として多くの方に知られています。


 「箕岳園地」から188段の階段を登った山頂には、展望所があり、山と海の両方の眺望を楽しむ事ができます。

山側は「鬼岳」「火ノ岳」海側には、赤島、黄島、黒島という360度パノラマの絶景は「箕岳」の最大の魅力です。ここでしか味わえない贅沢を「箕岳」で体験していただきたいです。

長崎県五島市向町
0959-72-6111 (五島市役所)
福江港から車で20分

 

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

Orenchi

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6月5日にオープンしたばかりのcafe&bar「Orenchi」。お昼はタコスなどの軽食と、35種類のソフトドリンクが取り揃えられており、夏季限定でひんやり涼しいかき氷メニューも追加予定。夜には、予約制の貸切barとしてご利用できますので、プライベート空間で美味しいお酒を楽しめ、さらにテラス席はでプライベートBBQをすることもできます。

BBQでは食材の持ち込みにも対応しておりますが、手ぶらでもBBQができるので手軽で非常に便利です。


テレビゲームをしたり、静かに仲間と語り合ったり、プライベートなくつろげる空間で、それぞれのオリジナルの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか??

Orenchi
長崎県五島市三尾野町1003-1
080-3184-5159

 

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび