店舗情報
TEL | 0959-76-3111 |
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店舗情報
TEL | 0959-87-2566(すべてのお問い合わせはこちらまで) |
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住所 | 五島市玉之浦町玉之浦1153-2 |
支払方法 | 現金 |
営業時間 | [昼]10:45~14:30 [夜] 17:30~21:00(ラストオーダー20:00) |
休み | 火曜 |
駐車場 | あり |
~もっと君の世界をわくわくさせたい~
大迫力の映像と音響で映画鑑賞やライブ鑑賞、ゲームやカラオケが出来ます!パーティ利用にもどうぞご利用ください。
店舗情報
TEL | 080-8375-6655 |
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住所 | 五島市三尾野三丁目6-7アクティヴビル2F |
支払方法 | 現金 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
休み | 日曜 |
駐車場 | あり |
誰もが子どもにかえる宿
世界一周の旅の果てに五島に漂着した旅人が手ぶらキャンプ&ゲストハウスをOPEN。キャンプファイヤー囲ってみんなで踊る?ロープネットを登って2Fに君は行けるかい?海に川に山に畑に、童心にかえってワクワクする体験を用意してお待ちしてます
メニュー
メニュー: 1F縁側部屋 ¥6,000/人など
手ぶらキャンプ¥3,000/人 など
その他: 食事や設備、島民割など詳細はお気軽に
お問い合わせください)
店舗情報
TEL | 070-4331-1725 |
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住所 | 五島市三井楽町貝津922-1 |
支払方法 | 現金・カード・その他 |
メール | givemefive.goto@gmail.com |
駐車場 | あり |
五島の大自然の中に建つケーキと焼き菓子のお店
五島の食材や旬の果物をたっぷり使っています。焼き菓子詰め合わせや、誕生日ケーキなど、お気軽にご予約下さい。特別な日、プレゼントなど小さな幸せのお手伝いをさせていただきます。
店舗情報
TEL | 0959-72-3003 |
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住所 | 五島市高田町1748-1 |
支払方法 | 現金 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
休み | 木曜日(不定休あり) |
駐車場 | あり |
fullyGOTO2024春号 表紙の顔 神川 航大(かみかわ こうだい)さん
今回の表紙は小値賀島で牛の畜産業を経営する神川航大(かみかわ こうだい)さん。小値賀島出身の 25歳。普段はまんがを読んだり寝ること、そして何より動物が大好き。牛飼いとなって 5年、日々牛たちに学びと癒しをもらいながら奮闘中です。
小値賀では初めての表紙を飾っていただきました。撮影のスタートは姫の松原。気さくで人懐っこさがにじみ出る笑顔の神川さんですが、最初はさすがに緊張の様子。そんな中、行きかう車はほとんどが知り合いで、恥ずかしそうにしつつも、本来の笑顔が戻ってきました。表紙は満面の笑顔バージョンもあったのですが、せっかくなので少し雰囲気を変え、真剣な眼差しの神川さんをチョイス。背景は小値賀の名所、五両だきです。
神川さんは、お爺様の稼業を継いで5年目の2代目。島には大体40軒の牛舎があって、漁師とともに島の主要産業です。
小さいころから牛舎へ遊びに行ってはお手伝いをしていたそうで、「動物が大好きなので、牛はかわいいし、とても楽しかったんです。進路を決める頃になって、小値賀には絶対帰ってきたいし、牛飼いになろうと決めました。」こうして進学は長崎県の農業大学校へ。ここには畜産学科があり、専門的な知識を身に着けることができます。「卒業までに必要な資格も取れるので、地元に帰ってすぐに仕事を始められるのもあって進路を決めました。福江島で牛飼いをしている先輩や後輩もいますよ。ちなみに福江では牛の子供を『べべんこ』と言うそうですが、こっちでは『べぇぼう』と言います。」
牛の畜産業は、母牛の種付け・出産、そして生まれた子牛を9ヶ月の間育て、せりに送り出します。「出荷された子牛たちは、佐賀牛や松坂牛など各地方のブランド牛に生まれ変わります。学校で基本的なことは学びましたが、やっぱり育てる土地や餌など条件はそれぞれなので、やってみないと分からないことだらけです。でも試行錯誤しながら育てた牛がA5ランクなど高い評価を受けたと聞くと嬉しいです。」とはいえ、せりの時期は懐いてくる牛がいたりするとやはり寂しい気持ちも出てくるそう。
「今は35頭の牛を飼っています。牛飼いの先生について、母牛の買い付けで島外に出ることも多いです。そういった中でいろんな人と知り合えて、世界が広がっていくのも楽しいです。牛が繋げてくれた縁だなぁと感じます。これからは他の島の牛飼いの人とも繋がって、意見交換したりも出来たらなと思っています。生き物相手の仕事なので、休みがなかったりもしますが、動物が好きな人にはお勧めしたい仕事です。」何より牛に毎日癒されています、と語る神川さん。これからも五島の畜産業を牽引していく次世代エースとして、期待しています。
【取材・執筆・掲載】fully編集部
【掲載先】fullyGOT2024春号
和処よかよ
菊地保雄(きくちやすお) さん
名切かよ子(なきりかよこ)さん
名切佐年(なきりさとし) さん
中通島の上方、有川湾に面する浦桑郷にある居酒屋、和処(なごみどころ)よかよ。明るく笑顔が素敵な女将、名切かよ子さんと、旦那様の菊地保雄さん、お兄様の名切佐年さんが営んでいます。
上五島で生まれ、かよ子さん3歳、佐年さん5歳の頃までを過ごし大阪へ移住。佐年さんは小学校年生の頃から料理に興味を持ち台所に立っていました。そして寿司職人に憧れを抱きます。
佐「元々ダウンタウンの浜ちゃんが入っていた高校に行こうと思って受験したら、体力ないからだめだと言われて。そんな理由で!と思ったけどね。そういうことで、中学卒業後はそのまま寿司屋で働き始めて、かれこれ寿司歴は35年になるかな。」
か「まずはひたすら洗い物やったよね。」
佐「そう。寿司職人は素手が商売道具やから。手荒れをしないように鍛えるため、まずはひたすら洗い物。でも子供の頃から料理やっとったから年くらいでカウンター立たせてもらえたかな。」
か「私は尼崎のご飯屋さんで働いてて、そこにお客さんで来ていたのが菊地で。」
保「桜とか紅葉を見るのが大好きで、春と秋は必ず京都に見に行ったりしてて、写真を見せたんよね。そしたら私も行きたいってことで。それが仲良くなるきっかけやったかな。」
か「もう出会って16年くらい、上五島にきてから13年くらいになるね。」
か「父の病気が分かって、最期は上五島に帰りたい言うて。父が亡くなってから母も調子悪くなって。そのタイミングで、よかよの近くのスナックで求人貼ってあるのを見つけたんよね。仕事見つかったから引っ越そうって。(保雄さんも)色々仕事やったよな?」
保「元々馬の調教師をやっとったんやけど、他の仕事も学べばちゃんとできる自信はあったから、こっちに来てからはコイル巻く仕事とか新聞配達とかとにかくやったね。」
か「こっちに越してきて、スナックでいろんな人と話したり観光の人から話を聞いてて、ご飯処が少ないかもしれないって思って。ちょうど近くの居抜き店舗を紹介してもらったんよね。24人くらい入れるし、中も綺麗で良い作りで。小さい頃から兄とお店したいなぁって夢を話してたから、お店するなら兄を呼ばんと出来ん!って帰ってきてもらいました。」
か「『よかよ』の名前は神父様に付けてもらったんです。洒落好きな神父様の口癖が『かよ、よかよ』で、なんだかごろも良いし聞き心地も良くて。」
保「引っ越してきたとき、仲間内でやっている卓球に呼んでくれたり自分もお世話になっていて。他にも上五島に来てから本当に人に恵まれてるなと思うね。」
佐「こっちに来て、やっぱりふらっと海鮮丼が食べられる、新鮮な魚料理が予約なしでも食べられる店にしたいなって思ったね。うちは釣り客の釣った魚も持ち込んでくれたら料理するし。」
か「アラカブの小さいの釣ってきたお客さんが、3品も料理になって出てきて驚いとったね笑」
佐「都会から来た子供なんかが、普段は魚食べられんけど、ここの魚料理は美味しい!ってよかよ行きたい!言うてくれるのも嬉しいね。」
よく出るメニューは、アオサの天ぷらやきびなフライ、角煮を使ったよかよ巻や海鮮巻。そしてふわふわうどんも、五島うどんの新ジャンルと言われて人気です。コロナ禍はお休みしていましたが、お盆の時期には太古丸の中でお弁当の販売も。数十分の間だけの販売ですが、一度食べた人が気に入って、待ち構えてくれていたり、お店に直接予約の電話をくれたりもするそう。釣りの旅行者やクルーザーのお客さんにも定評があり、必ずよかよにご飯を食べに来てくれるのがうれしいと語る人。明るくやわらかい雰囲気が和むひと時を必ず作ってくれます。お食事はもちろん、釣りを楽しんで釣ったお魚をよかよで食す体験もぜひしていただきたいです!
和処よかよ
電話:0959-54-2507
住所:新上五島町浦桑郷1309
定休日:水曜
テイクアウトやオードブルは要予約(2~3日前までが確実)
【取材・執筆・掲載】fully編集部
【掲載先】fullyGOTO2024春号
私達『宇久島きばるっ隊』は、宇久島に2018 年に組織したボランティア活動の任意団体で、隊員数は 20 名程です。(2024 年現在)離島と言う厳しい環境の下、少子高齢化の現状では地域を担う人材が限られている状況、地域を維持存続させるためには、行政ありきでは今後の運営には限界があり、今動ける住民が真剣に地域の将来像を描き、それぞれがその課題に向けて取り組むことが大切だと考えています。
地域住民が、ボランティアと言う活動の精神を養い、地域の諸問題を解決する原動力となることこそが、地域の発展につながるものと思っています。
現在は、道路の除草や漂着ごみの回収作業などを中心に行っていますが、過去には講演会など様々な活動に取り組んで来ました。
また、地域だけでの取組としても限界があることから、地域外からのボランティアを受け入れ、それぞれの地域を共に助け合い、またその地域の魅力の情報をお互い発信することで、地域間のPRをはじめ移住定住につながるものと思い、県外では宮崎県をはじめ、離島では壱岐・五島のボランティア仲間との活動を通して、地域間の交流と地域を担う人材創出に取り組んでいます。
これからは、特に宇久島は五島列島の一部でもあり、歴史的・地理的にも繋がりが深いため、五島の島々の皆さんと交流をしながら、ボランティア活動を通して、魅力ある地域資源を今後の島おこしに活用して行きたいと思っております。
連絡先 宇久島ぎばるっ隊(福井) 佐世保市宇久町平3281-80
090-4778-8461 メール:ukujima1010@shirt.ocn.ne.jp
【取材・執筆・掲載】fully編集部
【掲載先】fullyGOTO2024春号
fullyGOTO2023冬号 表紙の顔 出口 倫子(いでぐち みちこ)さん
今回冬号の表紙を飾ってくれたのは、出口倫子(いでぐちみちこ)さん。27歳のプロ競輪選手で、今年デビュー5年目を迎えています。プロスポーツの世界に進むこととなったきっかけや、今も五島に住みながらプロ生活を続けることの意味など、選手ならではのエピソードを交えながらお話を伺いました。
離島初の女子競輪選手
「バンク」と呼ばれる競争路上を自転車で走り、速さを競う競輪。その世界で離島出身初の女子のプロ選手として活躍しているのが、五島市木場町出身の出口倫子さんです。自転車競技に興味を持ったのは4歳の頃。福江島を会場としたアイアンマンJAPANというトアイアスロンの国際大会がきっかけでした。「自宅にホームステイしていた海外の選手達を見て、自分もやってみたいと思いました。きつそうというよりも、楽しそう!としか思えませんでした。」幼少期から自転車に触れた出口さんは、小学校3年生の時に福岡県で開催された大会に初出場し、第2位の成績を収めます。その後も競技を続け、高校時代には自転車競技の全国大会で7位となる活躍を見せます。「地元の高校には自転車競技部がなかったので、島外の高校に同行して合宿をしたり、全国大会に出たりしました。」高校卒業後は、大学進学や他の道を考えたこともありましたが、「今まで頑張ってきた自転車競技を活かせる」、とプロの道へ進むことを決めたそうです。
競輪学校を卒業し、デビュー
出口さんは2度目の受験で、狭き門である競輪学校へ合格します。そこで待ち受けていたのは、11ヶ月間の厳しい練習と、ほとんど自由のない、同期生達との共同生活でした。「同じメンバーと同じ部屋で過ごしていたので自由がなく、人間関係で苦労しました。外部との連絡も決まった日に公衆電話でしかすることができないので、家族との電話の際に泣いてしまい、もう帰りたいと漏らしたこともあります。」と、かなり厳しい環境だったといいます。そんな生活を乗り越えた出口さんは、2019年、青森競輪場でデビューを果たしました。
幾度の怪我を乗り越え初勝利
デビュー後の選手生活は順風満帆とはいかず、レース中の落車による骨折や入院により思うように走れなかった時期も多かったという出口さん。「これまで7回落車して、骨折は10箇所、手術は4回しました。怪我が多かったのですが、デビュー初勝利は大腿骨骨折後の復帰戦だったんです。その時は練習メニューも自分で考えていたので、本当に嬉しかったし、よく覚えています。」
五島でプロ生活を続ける
北は函館から南は佐世保まで、競輪のレース場は全国各地に43場あるといいます。もちろんレースの度に五島から移動することになるのですが、出口さんは今も五島在住。「自分には五島が合っていると思います。空気がきれいで、レースから帰ってくると特にそう感じます。不便も感じません。レースで全国に行くので色々な観光地にも行けますし、それでバランスが取れている部分もありますね。プライベートでは、大好きなウイスキーや美味しい食事を楽しみにして、オンとオフをしっかり切り替えています。」は、「仕事として走っているので、プレッシャーや責任、色々なものが圧し掛かってきます。常に楽しいとは言えないかもしれません。」好きという気持ちから始めたことを仕事にした出口さん。その言葉からは、勝負の世界の厳しさが垣間見えました。それでもスポーツをする子ども達には、「離島というハンデがあっても、諦めずに行動を起こせばマイナースポーツもできるし、夢を追うこともできる。強い気持ちで行動を起こして欲しい。」と力強いエールをいただきました。競輪に出口なし。内に秘める不屈の闘志で、今も己の限界に挑戦する、五島の強カワアスリート。これからも自分の道へ向かいまっすぐにペダルを漕ぎ、走り続ける出口さんを応援しています!
【取材・執筆・掲載】fully編集部
【掲載先】fullyGOT2023冬号