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路線バスの旅 後編③

幾久山ー大宝ー玉之浦

「幾久山(いつくやま)」を過ぎると、ホタルやアユの遡上が見られる清流、中須川沿いを下り中須集落。

国道384 号線に合流し、中川トンネルを抜けたら目の前に玉之浦湾が広がります。

一旦国道を離れ左折し、左手の玉之浦小中学校を見ながら静かな里山、小川集落を往復。この地区を流れる清流小川川では、今でもシロウオ漁が行われていたり、ホタルも見ることができます。

 国道に戻ったら玉之浦湾沿いの美しい景色を見ながらくねくね道を進みます。坂を上りきったら「立谷口(たちやぐち)」から大宝集落へ。西の高野山と言われる「大宝寺」のある集落です。ここで一旦小休止をするのですが、狭い敷地での、大型バスの旋回は見ものです。このタイミングで、左側に座るのがおすすめです。

 その後8時20分に再出発し、県道50号線に入り左折。この辺りでは、田んぼが海と道路に挟まれた珍しい景色を見ることができます。

長い玉之浦トンネルを抜けたら左手には井持浦(いもちうら)教会堂。明治32年に日本で初めて建設されたルルドがある教会堂です。

乗降客がいなければ一瞬で通過してしまうのでお見逃しなく。観光スポット、大瀬崎灯台への登り口も素通りしますが、バスの運転手さん曰く、ここで下車し、歩いて灯台を見に行く観光客もいらっしゃるとか。

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

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