海を向いて立つ白鳥神社
その昔、神の化身として現れた白鳥から名付けられたという、玉之浦地区にある「白鳥神社」。その名にふさわしく可憐な神社です。玉之浦トンネルの手前から旧道に入り、ゆるい上り坂を少し行くと神社への入り口があります。細い山道を下ると海岸に出ますが、その対岸の高台に、海を望むように鎮座するのが白鳥神社。
急な階段を登り、来た道を振り返ると、鳥居と水面が織りなすなんとも美しい景色が。森に囲まれ苔むした境内は神秘的で、時折走る船のエンジン音と潮の香りがなんとも心地良い空間です。またここには狛犬ならぬ狛馬?が置かれているのですが、勇壮な立ち姿に対し、正面からみるととっても可愛い顔をしています。白鳥神社に行ったらぜひ正面に回って、その愛くるしい顔を写真に収めて下さいね。
【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび